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夢の話

 
 僕は昔、夢日記を付けていました。
なぜ夢日記を付けようと思ったかはさて置いて、やり方はこうです。
まず枕元にペンと紙を置いて寝ます。夜中に夢を見たなと思ったらそれを書き留めておくわけです。そして翌朝そのメモを新たに清書するわけです。でも半分夢の中状態で書いている文章は読み解くのがかなり大変で、結局わからずじまいで終わったこともありました。それでもちょっとしたきっかけで記憶が蘇って来て割と長い夢の話が書けたりもしました。
 
うさぎ犬の夢
僕は町の小さな工場で働いていた。夕方で工場の窓からはオレンジ色の夕日が差し込んでいた。なんだかとても淋しい風景だった。
夜になって家路に着いた。舗装されていない道を歩いていた。両側に木の塀の家が続き道は暗かった。たまに電信柱にアルミの笠をかぶった電球が道を照らしているだけだった。
正面にT字路の道があらわれた。
と、次の瞬間そこを物凄い勢いで通り過ぎる一団があった!
僕はびっくりして立ち止まった。すると通り過ぎたはずの一団はこちらに戻って来て、グルグルと僕の周りを回り始めた!
それは物凄い勢いで、僕は恐怖と戸惑いでどうしてよいか分からず、ただただ立ち尽くしていた。するとその一団はすーっと僕のそばを離れて行き、正面のT字路で立ち止まった。
「あ、うさぎ犬だ!」
それは上半身はうさぎ、下半身は犬の 『うさぎ犬 』だったのだ!
しかも、そのうさぎ犬たちは虹色に輝いていた!
虹色に輝くうさぎ犬たちがT字路に一列に整列してこちらを向いて立っていた!
 
ここで、目が覚めた…